2019.09.27
去る9月21日(土)・22日(日)、晴陵リハビリテーション学院にて「臨床実習指導者都道府県講習会」が県内で初めて開催されました。
2020年度「理学療法士養成施設指定規則」の一部が改正されることとなりました。
改正の中には、カリキュラムに関すること(科目の追加、単位数・時間数の増加など)や教員の要件の改正などがありますが、中でも臨床実習に関する事項が大きく改正されました。これまでの実習指導者は「3年以上業務に従事した者」という要件から、「5年以上」に変更され、さらには「厚生労働省が指定した臨床実習指導者講習会の修了」または「養成施設教員等講習会の修了」などが追加されました。
今回の講習会は、その改正に向けた第1回目のものとなり、約55名が参加しました。
講習会は座学・演習を2日間連続して開催され、参加された方ならびに運営された方も大変だったと思います。
理学療法士は後世を育成することも大変重要です。昨今、臨床実習の在り方について国会でも審議されるようになり、変化を求められる時代となりました。
今後も県内においては11月・2月に開催され、次年度以降も各養成校単位で開催する方向です。
臨床実習をよりよいものにし、よりより後世が育成できるよう、みなさまもご参加くださいますようお願いいたします。
なお、「理学療法士作業療法士養成施設指定規則」のガイドラインは、日本理学療法士協会ホームページからご参照いただけます。