2017.02.05 お知らせ
平成26年度に新設された地域包括ケア病棟は、平成28年には全国で1,770病院が届け出を出しており、その病床数は55,800床ほどになっています。
国が急性期病棟からの転換を進めている目標には届きませんが、平成29年中には大きく動く事でしょう。地域包括ケア病棟には、求められるいくつかの機能があります。その1つが急性期からの受け入れ機能、ポストアキュートであり。2つ目が在宅生活者の緊急時の受け入れ機能、サブアキュートです。3つ目が在宅復帰支援機能であり。4つ目がそれぞれの地域で、様々なニーズに対応できる周辺機能といえるでしょう。これからの地域包括ケア病棟は地域包括ケアシステムの理念に基づき、それぞれの地域の実情に応じてサブアキュート機能を強化してゆくことが、生き残りの鍵となるでしょう。
別表は新潟県内の平成28年時点での回復期・地域包括ケア病棟の届け状況の調査結果です。いずれも大きく伸びていますが、今後は転換によりさらに増えてゆくでしょう。調査結果に漏れや誤差がありましたらご容赦ください。
別表:新潟県回復期・地域包括ケア病棟開設病院名一覧(平成28年)
新潟県理学療法士会
地域包括ケア推進部
深川 新市