平成30年8月11日新潟ふれ愛プラザにて奥田邦晴先生（大阪府立大学大学院　総合リハビリテーション学研究科教授、日本ボッチャ協会代表理事）より「ボッチャを通して、障がい者スポーツへの理学療法士の関わりについて考える」と題して講演を頂きました。

障がい者のスポーツは自立生活支援の一手段であり、障がい者が社会に踏み出すための重要な役割がある。そして、障がい者のリハビリテーションは自らの人生を変革していくための手段であると、非常に納得できる説明がありました。

一般（競技）スポーツの理学療法士の関りではコンディションサポートなどをイメージされる方が多いと思いますが、障がい者スポーツの場面では情報提供者としての役割（パラアスリートの発掘、育成、強化）や競技環境へのサポート（各大会などでの運営やボランティアサポート）など多岐にあることが理解できました。そして、多くの理学療法士に関わってもらいたいとメッセージを頂きました。

午後からは奥田先生に加え新潟県障がい者スポーツ協会の内山先生よりボッチャ競技のルールについて説明頂き、参加者24名でチームを作り実際に競技を実施しました。最後の一投まで勝敗がわからず、非常に奥が深いスポーツであることが実践してみて理解できました。今後もスポーツ活動支援部は障がい者スポーツの分野についても情報を発信し、障がい者スポ―ツ協会さんとも連携しながら今後の活動を進めていきたいと考えております。今後とも宜しくお願いいたします。